スタッツの話(1)

 

そもそもスタッツとは?


スタッツ(stats)は、英語のstatisticsの略で日本語では「統計学」と訳されます。 バスケットボールにおいては、何本シュートを打って、何本決めたかとか、リバウンドをいくつ取ったかということを数字で明らかにします。

それでは、 なぜスタッツが大事なのでしょうか?

「今日は調子が良かった」とか「最近シュートが決まらない」というような「個人の感覚的な印象」が、数値化することによって「だれもがわかる客観的な事実」になるからです。

「今日は調子が良かった」という感想も実際のデータでは、そうではないかもしれません。
印象に残るシュートを一本決めただけで、実際にはシュートの成功率は低かったということがデータ的に明らかになるかもしれないのです。

逆に「最近シュートが決まらない」といった悪い印象も、数値化されて客観的に見てみると実際にはそこまで悪くなかったとか、どんどん良くなっているということもあるかもしれません。そして、そういうことがわかってくるとプレーに良い影響があるはずです。

つまり数値化されたデータを見れば、過去の自分のプレーが冷静な目で見られるようになり、後日、良かった点は続けようとし、悪かったところは反省する材料になります。

そのプレーを反省する材料は、主観的な個人の感想より客観的な科学的データであることが重要なのです。

また、スタッツを読むと相手のチームの研究もすることができます。どの選手に何点取られたのか、いくつリバウンドをとられたか、一目でわかります。

この選手はスティールが多いから気を付けようとか、この選手はスリーポイントの成功率が高いから外から打たせないディフェンスをしようとか、事前にデータでわかっていれば対策が立てられます。

このようにスタッツから読み取れる良かった点、悪かった点というのは、一人一人の選手もそうですが、チーム全体の長所や短所も一目でわかるようになります。

次回のブログで、ひとつひとつの項目を見ていきます。
最後に、スタッツは重要ですが、バスケットボールにはスタッツ(数字)には表れない大事なものもあります。

コート内外の声かけなどはそうです。スタッツのどこにも書かれはしません。しかし、残り時間を大きな声で伝えたり、良いプレーをした選手をたたえたりすることは、チームの勝利に貢献する大事なものです。

チーム全員が自分の役目をしっかり果たして、勝利という目標のために一丸となって戦うチームは本当に強いです。

そんな強いチームになることを期待しています。

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