シュートって何本打てるの?(5)


高校生年代の例も見てみましょう。 



A高校 得点86 シュート108(3pts 15本) 

B高校 得点20 シュート60(3pts 7本)



以前のブログで紹介した理論上最低限打てるシュート数は、高校生年代は50本ですから、両チームとも上回っています。


しかし、A高校は理論値の倍、100本を超えています。これが66点差をつけて圧勝した最大の要因でしょう。




次にシュート成功率を見てみましょう。


    A高校 成功数40(3pts 2本) 

        40÷108×100=37.0%


    B高校 成功数 (3pts 1本)   

        9÷60×100=15.0%

 


A高校は、シュート数を40本以上多く放った上にシュート成功率も倍以上となれば負けるはずはありません。



シュート成功率の差を正確に計算で出してみましょう。


(37.0-15.0)÷15.0×100=146.66%


146%増加させるということは、2.46倍ということです。負けたチームは自チームの約2.5倍もの確率で相手にシュートを決められたら、さすがに勝ち目はありません。



ここでA高校がB高校より48本もシュートを多く打てた原因を探ってみましょう。



A高校 リバウンド70

(うちオフェンスリバウンド37


B高校 リバウンド36

(うちオフェンスリバウンド12



やはりリバウンドの差でした。「リバウンドを制する者はゲームを制す」とはよく言ったものです。


A高校はB高校の2倍以上のリバウンドを取っています。オフェンスリバウンドに限って言えば、3倍以上です。より多くの攻撃機会を得て、より高い確率でシュートを決めれば負けるはずありません。



ただ、これだけでは48本もシュートを多く打てたという説明にはなりません。ここで両チームのスティール数の差を見てみましょう。



A高校 スティール 26

B高校 スティール  5



A高校は、これだけ相手のボールを奪って、自分の攻撃につなげています。当然、B高校にとっては攻撃の機会を奪われています。これはターンオーバーという数字に表れます。



A高校 ターンオーバー  20

B高校   ターンオーバー   38



この数字からわかることは、A高校はB高校より18回も攻撃回数を増やしているということです。 これとリバウンドの差が48本というシュートの差を生んだと言えます。


そして、上述したようにA高校のシュート成功率はB高校の約2.5倍です。



これが86対20という試合結果の要因です。


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